2010年11月26日金曜日

京都の香り


教室のウェルカムドリンクはいつも三年番茶ですが、今月だけは初秋に行った京都で買い求めた「いり番茶」をお出ししました。皆さんの飲んだ瞬間の反応が面白かったです!

いり番茶は、京都ではデイリーなお茶。しかし、一般的な番茶(ほうじ茶)とは製法が異なり、揉まずに天日乾燥した後、鉄釜で炒ったもの。それゆえ燻された香りが強く、燻製の味わいのする独特の風味がします。

私も2年前京都で初めて飲んだ時は驚き、思わず「これは何茶ですか?」とお店の人に聞きました。すると番茶との答え・・・腑に落ちず「この燻製のような香りは何ですか?」と食下がったところ、これが京都特有のいり番茶である事を教えていただきました。

ホットも美味しいですが、京都人に習い、夏は冷やして「ぶぶ漬け」(京のお茶漬け)を楽しむのもおつです。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ