2011年3月19日土曜日

白いんげん豆のミネストローネ


震災後、温かいものを口にするたび、感謝の気持ちがあふれます。味噌汁、スープ、温麺・・・器から伝わってくる温かさに幸せを感じ、心も体も温めてくれる。当たり前だった日常の食卓がこんなにも有難いものだったことを感じ、、そして未だ温かいものを口にできない多くの人たちを思うのです。一時的な同情ではなく、少しでも長く痛みを分かち合うことが大切です。

お豆は長期保存が可能な上、重要なタンパク源。食糧ストックに不安があるなら、インスタント食品よりずっと優秀でオススメです。ただ、煮るのが難しい、火から離れられないイメージがあり、手が出ない方が多いと思います。ゆっくりコトコト煮るお豆は極上ですが、それに近い煮上がりになる土鍋エコクッキングはとっても簡単!

白いんげん豆、金時豆くらいの大きさで肉質が柔らかいお豆にオススメ。小豆、黒豆、大豆は違う方法を取るのがベターです。
①豆は一晩たっぷり水に浸けた後、土鍋orルクルーゼなどの厚手の鍋に入れて中火にかける(土鍋は急な温度変化に弱いので最初から強火はNG)。
②沸騰してきたら5分位アクを丁寧に取りながら加熱。バスタオル2枚(又は毛布など厚手布地)を用意し、中央に鍋敷きor新聞を折りたたんだ物の上に土鍋を置き、全体がしっかり覆われるよう包む。
③6~9時間放置した後、煮上がりを確認。この時点でほぼふっくら煮上がっていると思いますが、固いようなら、好みの固さになるまで弱火で煮る。

※その後は甘くしたり、塩煮にすると保存がききます。そのまま冷蔵・冷凍して料理に使用する場合、茹で汁ごとタッパに入れ、早めに食べきります。
※夏場は包む時間を6時間以内にとどめます。ぬるま湯の状態は痛みやすいので、時間を過ぎたらすぐ煮上がりを確認。味をつけるか、冷ましてすぐに保存して下さい。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ