2013年2月16日土曜日

みかも山

栃木県雀宮にある雅洞(がどう)の「みかも山」という看板和菓子。表面が虎模様の黒糖どら焼きで、小豆餡には刻んだ栗が少し入っています。今では都内の有名百貨店に、時々出店するまでに有名となりましたが、母の実家の地元栃木では昔から有名で、私は20年来のお付き合い。

栃木の母方の亡くなった祖母が、美味しい和菓子に目がなく、10代の頃に祖母の家で始めて食べた時から虜になりました。大学合格祝いに何が欲しい?と祖母に聞かれた時、「みかも山を箱でください」とお願いしたほど!

甘い物がそんなに得意でなくなった今も、このどら焼きは大丈夫。久しぶりに今回ご対面しましたが、美味しさは健在。全国区に名前が知られるようになっても、昔と変わらなく美味しいことに安心しました。

和菓子の場合、原材料の最初に砂糖が書かれていることが多いです(原材料は基本、配合が多い順)。「みかも山」は小麦粉、小豆、卵、黒砂糖、栗、ハチミツ、膨張剤と、かなり後半。しかもこの通りだとすると、黒砂糖だけで作られている!?だから甘みが優しくてあっさりしていたのですね。

余計な物が入っていないので、日持ちはせず、やはり作りたては格別!ふんわりしてて、鼻に抜ける小豆と黒糖の香りが幸せな一品です♪



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