2013年4月17日水曜日

白山陶器

「白山陶器にとって器作りの原点は、なにより使いやすいもの、生活の中になじむものであるということです。」という白山陶器社長の言葉のとおり、白山陶器の器は感動的な使いやすさを感じます。計算されつくしている、と言っても過言ではないでしょう。

私自身、高校の頃は陶芸部で武骨な器を作っていたので、今も人の手が作り出す計算外の陶器には惹かれます。しかしそれとは別次元で、白山陶器のようなデザインと機能性にすぐれた器にもまた、強く惹かれるのです。

このティーポットも、注ぎ口から一滴たりとも不要な水滴が落ちる事なく、美しいカーブを描きながらお茶はカップに注がれます。コロンとしたフォルムは癒されることはもちろん、紅茶葉がきれいに内部で対流しやすいので、これで丁寧に入れた紅茶はひと味もふた味も違います。

「機能美」という言葉に弱い方、表参道にある「HAKUSAN SHOP 白山陶器東京ショールーム」に、ぜひ一度足を運んでみてください。白山陶器のほぼ全商品を取り揃えてあるそうです。お店の方はとても親切で、ディスプレイされていないものも、お店の奥から気軽に出していただけますよ。

0 件のコメント:

ブログ アーカイブ