2013年5月19日日曜日

京料理

京都での食は、1回くらいコース仕立ての贅沢なものを食べます。後は、京うどんをすすったり、鯖寿司やおいなりさんをテイクアウトしたりと、自由で軽いものを食べます。旅は楽しいですが、疲れることも確かなので、ちょこちょこと休憩がてらお茶をして、胃腸も軽くしておいた方が快適です。

今回、その1回の贅沢コースは、「柚子屋旅館」さんのランチをいただきました。まず、朱盃に盛られた旬のおばんざい15点を皆で仲良くいただきます。

笹に包まれた鯖寿司や、よもぎ麩の白味噌田楽など手の込んだ1品あり、大徳寺麩や近江こんにゃく(三二酸化鉄で色づけされた真っ赤なこんにゃく)など、京都でしかお目にかかれない素材ありの充実の内容でした。その後、焼き物、名物の「柚子雑炊」、黒糖わらびもちと続きました。

柚子雑炊は、土鍋の中央に柚子が丸ごと1個入っているもので、あっさりとした鯛とまろやかな卵、塩気がほど良くきいたお米が、見事に調和している驚きの美味しさでした。酸味が際立ちすぎず、爽やかなのです。

そして風格漂うエントランス、店内の雰囲気は、より一層お料理を美味しく感じる大切な要素ですね。

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