2013年8月13日火曜日

松本の旅②

信州の野菜の美味しさ、それを感じたのは数年前、軽井沢で友人の結婚式に招かれた時でした。披露宴の席でメインの付けあわせとして出された野菜が、メインに引けをとらない存在感を放っていたのでした。そして今回、それを再認識することとなりました。

以前、家族が松本を訪れた際に行ったというオススメのレストラン「HIKARIYAニシ」。蔵を改装したモダンな店内でいただけるフレンチ(お隣は「ヒガシ」という和食もあります)。今回いただいたのは「マクロビオティックランチ」で、正直、マクロのフレンチをあまり期待せずに行きました。

しかし、文句なしの美味しさ、見た目にも美しく、五感を存分に満足させてくれるものでした。写真は、コースの最初に出てきたサラダ。お皿にこんもりとアボガドディップ。それに突き刺すように、信州の数種類の野菜が、まるで地面から力強く生えているかのように仕上げられていました。

生野菜をこんなに美味しくいただいたのは久しぶりで、アボガドのくどくないけどクリーミーな口当たりのディップと、土に見立てた香ばしい玉ねぎパウダーが良いアクセントでした。

もちろん、関東でも美味しい野菜は手に入ります。でもそれとは別に、「高原野菜」と言われる朝夕の温度差が生み出す、独特の美味しさはきっとここでしか味わえない物なのでしょう。


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