2014年6月6日金曜日

京の食①はも

京都の夏に鱧(はも)は欠かせません。これまで、錦市場で照り焼きや落とし(湯引きしたもの)を買い、ホテルの部屋でおばんざいと一緒に楽しむことはしてきましたが、本格的にお店でいただくことはありませんでした。

今回、「おいしい鱧をいただく!」ことが旅の目的の一つで、訪れた東福寺の近くに鱧専門店「魚市」のランチをいただきました。

区切られた箱の中は、鱧の子と野菜の炊き合わせ・鱧のうざく(蒲焼風の刻んだ鱧ときゅうりを三杯酢で和え、錦糸卵をのせたもの)・鱧の照り焼き。その他、自家製がんも・生ゆば・だし巻玉子などのおばんざい。

一番食べたかった鱧の落としは、通常は梅肉といただくことが多いのですが、珍しくさっぱりとした酢醤油が添えられていました。

味は、今で食べていた鱧は何だったの?というくらい衝撃でした。丁寧に調理された鱧は、身がほっくり柔らかく、ほんのり甘みさえ感じます。贅沢してすみません。

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