ちょっと何かつまみたい時、心も体も満たせるような一口の幸福を、瓶につめています。台所の片隅に置いておくと、知らないうちに家族の誰かが、一つ二つとつまんでいる様子。
減りが早いと「疲れて甘い物が欲しくなっているのかな」とか「このお菓子を気に入ったんだな」とか、瓶の中で家族同士の無言のやりとりを交わしているかのよう。
今回は自然食品店「かぎろひ」さんで買った、マクロシュガーという玄米から作られた甘味料が入った、ビスコッティ。噛めばかむほど、甘味がじんわり。
この瓶の中身は、ちょっと高いけれど勉強のために買ってみたいと思う一品を、私が趣味で購入している。私以外は、値段を知らない。ある夜、豆乳ヨーグルトにピスコッティを大胆に砕いて山盛りにしてザクザク食べる家族を発見。真夏の夜の怖いお話。
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